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2009年10月19日

犬神家の一族


二晩続けて「犬神家の一族」新旧版を見る機会に恵まれた。
どちらも既に視聴済みなのだが、今回連続して見比べることができたのは良かった。
デティールの大きな変更は感じられない。
っていうか、細かいところがほぼ同じだったり、っていうのが意外で驚きだった。
ラブリー。
台詞もほぼいっしょ。
原作があるのだからしょうがないとしても。
市川監督はなぜ30年も経ってからもう一度撮ったんだろうか?
何か遣り残したこと、あるいはやり過ぎたことがあったんだろうか?

僕の記憶が確かなら、秋田では古谷一行のテレビドラマシリーズは放映されていなかった(笑)
だから「金田一」と言えば僕には「石坂浩二」のイメージになった。

それにしてもこの映画はキャスティングがいい。
日本映画の魅力のひとつは役者。
洋画もよりも、役者を観たい、役者を観るって感じが日本映画にはあるのだ。
「犬神~」は新旧ともそれぞれの役者の個性を楽しめるところがすごい。
何より、松子でしょう。
高峰松子も富司松子も本当に感動だ。
その狂気の場面さえ涙が溢れてくる。
すぐにそれとわかる市川監督独特の陰影のつけ方は、新犬神の方が極端だ。
富司松子は登場からしてすごい。
市川監督の光線技ともあいまって、心の有様が画面から飛び出してくるようだ。
役者さんってのはすごい職業だと常々思うのだが、この映画での富司さんはすごすぎる。
富司さんの絶頂時を知らんのだが、映画界に復帰してからの作品はどれもすばらしい、すごい。

ちなみにこれまで松子を演じた女優さんは、テレビドラマも含めると、沢村貞子、京マチ子、岡田茉莉子、栗原小巻、三田佳子とどれもスンゴイ方々ばかりなのだ。
名前を見ただけで、見たくなる方ばかり。
何とかならんか。

しかしテレビで横溝作品の映画、あんまりやらない気がする。
やっても偏ってるよね。
やっぱり言葉使いとかに問題あるのかな。
「病院坂の首くくりの家」とか「悪霊島」とか「女王蜂」とか見たことない。

投稿者 Wataru : 2009年10月19日 23:25

コメント

お久し振りです! 横溝正史シリーズはCMがオカルトチックで怖かったです! 自分は「悪魔の手毬歌」が一番好きです! ラストの石坂弘二と 若山富三郎が最高です! 一度見てみい!

投稿者 nunota : 2009年10月21日 06:18

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